大規模改修とベランダタイルマンションの大規模改修とベランダタイル設置経験談マンション購入時に魅力的なオプションとして 販売されているベランダタイル。バルコニータイルとも言いますね。 その落とし穴を紹介します! ●結論から言うと10年ごとに訪れる共用部のマンションの大規模改修時には 全て撤去しなければいけません。 難点なのが改修業者もマンション購入時の業者も 誰もやってくれないところ…。 つまり自分で外して、自分で保管しておかなきゃいけないところが、 ホント厄介…。 ●ベランダタイル(バルコーニータイル)は、9枚ひと組でベランダの床に 接着することなくプラスチックのジョイントを使うことにより、 固定できる便利アイテムです。 ↑こういう感じのものです。 ●まず販売時には、誰も大規模改修時に外さなきゃいけないことは、 いいません。30万円近くするオプションなのに、誰も説明が無いのは どういうこと? と思います。 ちなみにうちはオプション施工で有名なW社で 施工してもらいました。 これから、購入しようとするひとには、 是非「やめた方が良い」と伝えていきたいです。 ●で、自分ですることになったのですが、外すのはそれなりにできます。 しかしそれなりに重い。ひと組づつ移動すると時間も掛かるので、 4組とか5組ずつ運ぶのですが、これがかなりの重労働です。 ●あと外す工程で大事なのが、ベランダが ただ真四角なスペースだったらそれでいいのでしょうが、 大概、柱があったり樋があったりしてタイルにも端数が出て、 9枚ひと組ではなく8枚でひと組のものとか、2枚で1組のものも たくさん出てきます。 ●外すときにそれらの中途半端なものは、 置いてある位置で、ひと組の枚数が分かるようにジョイントを外した 状態で全て写真を撮っておくことが大事です。 可能ならメモもしっかりとしておきたいところ。 これを忘れると大変な目に 合います。まさにパズル状態となり手間隙が倍増します。 写真を撮っておけば、3~4時間での復帰も可能です。 ●ベランダの改修が終わればタイルの設置です。写真を見ながら、 ジグソーパズルを作るときのようにまず端から設置していく。 たいてい端には端数のタイルが使われていると思いますので、 端数のタイルを全て使いきってしまいましょう。 ただし注意したいのはジョイントは凹側と凸側を完全にはめずに ゆるく上においておく程度にしましょう。調整時にもう一度外さなければ、 いけないこともあるのでそのほうが後々楽です。 ●残りが9枚ひと組のタイルのみになれば後は楽チンです。 基本はジョイントの無い側からある側へはめていく。 違う言い方ならジョイントの凹側を先に設置し、凸側を被せる感じで、 左もしくは右、上もしくは下に作業を進めていきます。 大事なのはこのときもジョイントは凹側と凸側を完全にはめずに ゆるく上においておく程度にしましょう。 ↑ジョイントが出ている2辺は凹側。 ジョイントが出ていない2辺は凸側。 ●全部乗せ終わったらどうしても調整が必要なときは、 外したり、引っ張ったりしてジョイントが噛みあうように調整。 調整が終わり次第、ジョイントを満遍なく上から踏みつけて、 固定させて終了です。 ●正直言ってこういう手間があるのを知っていたら、高いオプションを 払って設置はしなかったです。新築マンションのオプションで悩んでいる 人がいたら、是非こういたデメリットがあることをお伝えしたいです。 ●最後に、タイルの設置と同時にタイルの掃除もするなら、 ひとつの場所に固めて掃除するのが便利です。 設置してからの掃除は結構めんどくさいです。 高圧洗浄機があれば、設置してからでも簡単ですが…!
●メーカーによっては上の写真のように凹凸のジョイントが 逆のものもありますのでご注意を。 でも、大概の場合、今回説明したようなタイプが採用されていることが 多いようです! ジャンル別一覧
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